2008年07月22日

ふるさと 7月



猫の社会には、絶対的なボスというものは存在しないのだそうである。

それでいて猫社会の秩序はかなり整然と保たれているのが羨ましい。

この猫社会の秩序は、それぞれの猫が、誰の拘束も受けず、自由奔放に生活している、という前提があって成り立っているという。

実験室のような、管理された場所に飼っておくと、絶対的なボスが出てくるらしい。

 我が家の猫五匹は現在母親二匹、子猫三匹だが、そういわれてみると権力者らしきものはいない。

家の周りをうろついている野良猫どもの中にも一匹獰猛な奴がいて、誰がかかっていっても、歯がたたないように見えるし、
事実、多くの大人猫どもが迫害を受けているにもかかわらず、子猫どもに対しては尻尾を下げている。

 それにしても、自由奔放にしておくと、絶対的な権力者が生まれず、しかも秩序が保たれるというのはおもしろい。  

                                  粋虎  


Posted by 鷲津商店街 at 08:00コラム ふるさと