「元気度チェック」

鷲津商店街

2010年05月10日 07:00

この「元気度チェック」の中の、ナンバーワンは掃除です。
清掃にはル-ルが必要だと思います。ですから、掃除ができていないという会社は、まずこのル-ルを決めてください。

○初めに、掃除をする頻度を決めます。場所毎に、毎週やるのか、月いちでやるのかという、頻度を決めなければなりません。
○次に、何を使って掃除をするのか、洗剤の種類まで決めてしまいます。
○三番目に、誰がどこを掃除するかを決めます。
○四番目に、どの程度のレベルで可とするかを決めます。美しさの程度を決めるのです。
○そして五番めに、責任者が定期点検します。点検しないと徹底しませんから、やっぱりミスが生まれます。

 清掃ということを、マニュアルなしで徹底している会社は、おそらくローヤル(イエロ-ハットチェ-ン)だけだろうと思います。この会社は何のルールもないけれど、98%の人が黙々と掃除をします。
それは伝統が違います。ここだけは例外の会社ですが、多くの会社にはマニュアルが必要でしょう。


  95年9月に沖縄でお掃除大会があり、岐阜県の東海神栄電子工業の田中義人さんが、報告をしてくれました。思いやりの心と、節約心と、ものを大切にする心と、チームワ-クが生まれて、会社が儲かった、というのです。
「風が吹いたら桶屋がもうかる」というのは、回りくどい言い回しの代表例ですが、「掃除をすると会社が儲かる」というのは非常に分かりやすいことです。
 皆で掃除をしている内に、職場に笑顔が戻ってきました。節約の心が出始めました。道具を大切にするようになりました。だから朝の挨拶まで、気持ち良くできるようになりました。
そして会社が儲かりました・・・・・。なるほどなと思いました。                                               (三上 元著:サ-ビスで勝つ!より)


 話題転換
 現在、弊店では朝の清掃は、8時45分に出社する女性の事務員さんがモップかけをし、その後ほうきとチリトリでゴミを集めます。
いつも彼女がやるようになっています。
それが当たり前のようになって、彼女の休みにはもう一人の事務員さんが同じ事をやります。
二人の事務員さんが休みの時は、誰もしません。
番頭さん達は、空瓶整理や空のダンボ-ルなど倉庫の掃除をまとめて1週間に1度位やります。
時差出勤の店なので、揃って清掃が出来ません。
 朝は ・6時出勤     1名
    ・6時30分出勤  1名
    ・7時出勤     1名
    ・7時30分出勤  2名
     ・8時出勤     1名
     ・8時45分出勤  2名
     ・9時出勤     1名     19時には必ず閉店。

ル-ルはなく、皆がその時時、気がつくとやってます。暗黙のうちに役割分担がされています。
ただ定点観測をすると毎回同じ人がやり、やらない者はいつもやりません。
だから、皆勝って気ままで、コスト意識がなく、物を粗末にし個人主義の集団で、成果がでない店になっているのか・・・・・。
すべて、主幹の私が自由奔放なスタイルで仕事に向かうことが、彼らをそのようにしてしまっているのか●
明日から私が気がつく所の掃除と整理整頓をまずやろう。
そして今月17日の全体会で、皆と話し合い役割分担とル-ルづくりを提案してみよう。     「陳謝頓首」


関連記事