2010年05月25日

第42回 通常総会挨拶

第42回 通常総会挨拶


第42回通常総会挨拶

「本日は大変お忙しい中、三上市長様はじめ来賓の皆様方には
第42回通常総会にご出席賜り厚く御礼申し上げます。日頃は、当組合に対しご支援、ご協力をいただいております事を、組合員を代表しまして重ねて御礼申し上げます。」

組合員の皆さん、総会へ出席いただきありがとうございます。

さて湖西市は、今年の3月23日に、新居町を編入合併し「新湖西市」と
生まれ変わりました。私たちは、新たなる浜名湖西岸の街づくりに進む決意をしなければならないと考えます。その中心に位置する鷲津で活動をする私たち組合員は、今こそ力強く大きな声で中心になろうと唱え、日々の営業活動に励まなければなりません。

昨年の組合活動は、報告書に記載のとうりであります。

時代は急激な変化をしていますが、組合を取り巻く環境も大きな変化がありました。
駅北の公共駐車場の管理も入札で残念ですが、指定から外れました。頑張って働いていた5名の皆さんの雇用も、落札業者のシルバ-人材センタ-さんへお願いしましたが、年齢制限で1名のみの再雇用しかお願いできず残念な結果になりました。この場をお借りし4名の皆さんにはご苦労様でしたと申し上げます。
しかし、配食事業は、新たに新居町の皆さんへの供給がはじまりました。
「捨てる神あれば、拾う神あり」の言葉がピッタリの状況でした。

滴塾での成果品「おらんピッグのポ-クカレ-」は、初代塾頭の三上市長さんのご支援で事業化に向け、上々のスタ-トがきれました。

元気アップ商品券も26組合員の協力で、発行枚数11万枚のうち、
9645枚 (8.8%)の回収実績を残せました。たかが8.8%なのかと思われるかも知れませんが、市内の大手資本を向こうに回しての実績は特筆ものの大健闘であると思います。協力いただいた組合員さんの結束で、お客様の利用意識を喚起する行動を興せば結果がでることを確信できました。



 決算では、、元気アップ商品券での組合員還元額が482,250円ありますので
小額の赤字決算にはなりましたが、実質的には黒字経営で、組合事業の体質改善は図れました。
「まず、行動ありき。」勇気をもって行動を興すことが大切です。

私たちの街「新湖西市」は、江戸時代から吉田藩の領地でありました。
生活・文化も三河の影響を強く受けた地域です。
さて、いつの時代、どこの地方にも、変わり者と呼ばれる人々がいます。
この地方的傾向の特色として語られるものに、
「三河ぎっとう」「肥後もっこす」「土佐いごっそう」があり、いずれ劣らぬ
「天下の三大偏屈者」であります。
徳川家康の出生から天下人としての一生を述べた、司馬遼太郎の「覇王の家」の冒頭にも「三河かたぎ」が述べられています。
 尾張衆は頭もよく、利にさといので、名を成し利を得るのが上手であるが、その尾張衆に「三河馬鹿」とあざけられる三河衆は、まことに不器用、いわば愚直一徹で、名利をかえりみずに義を貫く。
この頑固者。偏屈者が「三河ぎっとう」なのです。
脈々とその三河ぎっとうの血を引く、「新湖西人」は、お互いの「歴史観」、「物の見方、考え方」を尊重しあいながら、街づくりに邁進することで地域における存在感を不動のものにしたいものです。

地縁、血縁から始まり、義理、人情、侘び、寂びを持ち
 「当たり前のことを、当たり前にやり、地域の人たちとも喜びも悲しみも共有する商売」で地域に貢献する生き方が出来れば素晴らしいと考えます。

終わりにあたり、本日の総会での慎重な審議をお願いし冒頭の挨拶にかえさせていただきます。ありがとうございました。


   平成22年5月25日
                湖西市鷲津商店街協同組合
                  理事長  土屋 政己


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